会社以外での居場所作りのススメ

毎週土曜は、二子玉川で野球をする日。2015年(社会人になって3年目のときに世田谷のクラブチームに入った)から続いてる私の仕事以外での活動の1つだ。この野球チームでは年間80〜100試合ほど(毎週2試合は最低試合を組んでいる。時に3試合やることも…)の試合をしている。今まで200試合以上の試合をしてきたなかで、昨日(2018年7月14日)人生で初めてゲッツーを取ることが出来た!!

野球経験者から見れば、ゲッツーを取るのは簡単では無いものの、よくあるプレイのひとつなのだが、野球がさほどうまくない私に取っては記念すべきプレイ。出来ないことが出来るようになったときに感じる高揚感。そんな感覚で、何歳になっても、チャレンジをして出来なかったことが出来るようになるときの嬉しさはハンパない。加えて、そのプレイによって、一緒にプレイしているチームメンバーや監督が盛り上がると、一瞬だけ自分がヒーローになったような感覚にもなれる。

仕事以外でも喜びを共有できる人が居てくれるのは幸せなこと。私が野球を続けられている理由もそのあたりにあると思う。今日は会社や家族以外での居場所を作ることの良さについて書いてみる。

まず、カミングアウトすると私は社会人になってから今のチームで活動するまで、会社の野球部に所属していた。(今も一応幽霊部員として席はあるが実質的には退部している)会社の野球部は、甲子園経験者や六大学野球のレギュラーが普通にいるような、選手層が厚いチームだった。そんなチームに、入って先輩方に可愛がってもらいながらも続けていたものの、続けていくなかで違和感を感じて数年で辞める事になった。理由は、誤解を恐れずにいうと、環境が合わず、自分の居場所が作れなかったからだ。

個として1人ひとりの能力が高いもののチームとしての一体感は少なかった。そんななかで、出会ったのが今の野球チーム。初めは会社の先輩からの紹介だった。野球チームに所属している人たちは働いている職業や年齢層が様々で、私のような広告会社に勤めている人もいれば、システムエンジニア、大学研究員、会社経営者もいる。年齢も20代から40代までで、結婚してる人もいればいない人もいて多岐に渡っている。そんな野球チームでなぜ野球を続けられているのかと言えば、野球が好きというベースは共通にありつつも人として価値観が似ているというのが大きい。仲間のファインプレーで盛り上がったり、ときに涙をこぼす事もあるほどだ。野球以外でも、仲の良いメンバーとは野球のオフを、利用して旅行に行ったり、好きな映画や音楽について話をしたりする。仕事ももちろん好きだけど、仕事だけにとどまらず、ほかのことでも、一緒に時間を過ごせる環境があるのは幸せなことだと思う。以前、チームの人が、社会人になってからもバカを出来るのは青春だ、と言っていたけれど純粋に目の前の事に全力になれる(野球のレベルは問わないという部分もポイント)環境があって、それを良いと思ってくれる人がいる。そんな環境があるのは良い。こうした仕事以外のところでも居場所を作れていけると、自分のなかでものを見る視野が広がっていくし、人生が豊かになっていくような気がする。色んな考え方があると思うけど、少なくとも私は、仕事もそうだし、仕事以外の環境でも出会った人との縁を大事にしながら、少しずつ、人間として成長していきながら、色んな視野で物事を考えたり見たり出来るようになりたいと思う。とあまり脈絡がなく長々書いてしまった反省はあるけど、今週の目標、文字量を増やす!というのは達成できたので、ひとまず自分のなかで合格として、今日はこれで終わりにする。