もしあの時、違った選択をしていたら

じぶんが前にいた部署で、取り組んでいたプロジェクトについてのリリースを近日中に出すよ、という連絡をもらった。そのプロジェクトはじぶんがゼロから始めたもので、嬉しかった事も、大変だった事も味わった想い入れのある仕事だった。だから連絡をもらったときは、素直に嬉しかった。

でも今は全く畑違いの領域で仕事をしている。1年前、会社のジョブローテーションで、キャリアを考える機会があって、色々考えた結果、前の部署とは違う領域を選んだ。キャリアチェンジをしようと決断したときの気持ちと、これから先どんなトライをしていきたいかを書きます。

 

官公庁の仕事をやってみたかった。

会社に入ってからチャンスがあればやってみたいと思ってた。なぜ官公庁?と言われると、ズバッと答えるのは難しい。

まず、じぶんがやってみたい!良いな!と思う憧れる仕事が多かったこと。例えば、クールビズ本屋大賞といった、人のためになると思える、新しいライフスタイル提案を通して、世の中が幸せになる仕組みをつくること。仕組みが生活に馴染み、長く続いていくようなことを、人生のなかで1つでも多くやりたかった。

もう1つは、じぶんの育った環境もある。親が国家公務員で、小さい頃から、公のために仕事することが美徳だと刷り込まれていた。大学も国立に行った。そして、大学でランドスケープを専攻し、みんなが暮らしやすい住環境の作り方を学んだ。こうした社会人になる前の影響も大きい。

じぶんのプロデューススキルを高めたかった。

なんとなく、じぶんの中で思ってることとして良いアイデアを思いつく人よりも、アイデアを実際にカタチに出来る人のほうが、すごいなと思っている。もちろん、アイデアマンとして、企画を考える力もつけていきたいとは思っているけど。人、モノ、金を調達する力をつけられれば、紙に書いたアイデアをカタチにできる。広告会社にいる人たちは、プロデュース力よりも、アイデア力を大事にしていることが多いように感じる。アイデアを誰に提案すればカタチになるか。それで、ビジョナリーに想いを語り協力してくれる人たちと一緒にイチから仕事を作っていけるようになれば、より存在価値も高まるはずだ。

と書いてみて、今いまの課題としてプロデューススキルがまだまだ足りないので、しばらくは出来るだけ多くのトライをして、力をつけていきたい。ということで今日はこれにて終了。