相模原障害者殺害事件から思うこと

相模原障害者殺害事件のドキュメンタリー番組を見た。あの事件から早2年になるらしい。余りに悲惨な事件だったから当時テレビで報道されていたのを思い出す。番組では、植松被告が書いた漫画と言葉が紹介されていた。

重度の障害者は安楽死させた方がいい。

この言葉が恐ろしいし、そうした発想をした人が日本にいたということは更に恐ろしい。なんでこんな事になってしまったのかと考えると、嫌なものを隔離とする差別意識にあると思う。実際、施設はまわりに何もないようなところに建てて障害を持つ人たちを隔離していたし。小学生だった頃はそうした子たちとも同じクラスだったけど、いろんな人たちと一緒に生活をするというのは大事だったのかもしれない。話はすこし飛ぶけど、人のことを決めつけないことが大切だし、わかりあえない人たちと、それでも分かりあおう努力する姿勢が必要なことなのではないかなと思う。